光の物語

小説「光の物語」第115話 〜王都 1 〜

王都 1 「一時は危なかったのですが、なんとか持ち直してくれました・・・」 春めいてきたある日、久々に参上した王城でナターリエは王子妃にそう話す。 「本当に恐…

光の物語

小説「光の物語」第111話 〜手紙 9 〜

手紙 9 国王とディアルは各地方からの報告書に目を通していた。 この冬の流行病は下火になりつつあるが、まだまだ予断を許さない。 初動の遅れで多くの犠牲者を出し…

光の物語

小説「光の物語」第110話 〜手紙 8 〜

手紙 8 ナターリエは修道院附属の慈善病院を手伝っていた。 流行病の患者が多く、看護人だけでは手が回らなくなっていたからだ。 とはいえ、女伯爵である彼女が病を…