小説「光の物語」第8話 〜婚礼 4〜
婚礼 4 アルメリーアは寝室の窓のそばに佇んでいた。 金色の長い髪を腰までたらし、やわらかな白い夜着に身をつつんだ姿にディアルは胸を高鳴らせた。 ドアを開けた…
フィギュアスケートや漫画のレビュー、創作小説など。好きなことをゆるゆると
婚礼 4 アルメリーアは寝室の窓のそばに佇んでいた。 金色の長い髪を腰までたらし、やわらかな白い夜着に身をつつんだ姿にディアルは胸を高鳴らせた。 ドアを開けた…
婚礼 3 「いよいよ寝室で美しきスパイとご対面か」 「そんな言い方はよせ」 祝宴ののち自室に戻る王子をマティアスがからかう。 彼とは幼馴染で気心も知れているが…
婚礼 2 「麗しき王子と王子妃にもう一度乾杯!」 婚礼の祝宴は長々と続き、祝い酒に酔った出席者たちは止めどなく乾杯を繰り返した。 主役の王子妃夫妻にとって肩の…
婚礼 1 婚礼の日は雲ひとつない晴天に恵まれた。 大聖堂に現れたアルメリーアは、ディアルだけでなく物見高い列席者の心をも魅了した。 シンプルだが贅を尽くした花…
婚約 4 「それにしても美しい姫だ」 婚礼衣装の試着をするディアルに従兄弟のマティアスが言う。 「ああ、そうだな」上着を脱ぎながらディアルは答えた。「申し分の…
婚約 3 「まったく、油断もすきもない!」 ばあやは部屋に戻った後もまだ怒っていた。 思いがけないキスのあと2人はばあやの金切り声で我にかえり、ディアルはばあ…
婚約 2 結婚式までの一週間、2人には毎日会う時間が設けられていた。 式の準備や公務に追われて忙しくはあったが、王子は姫に会える午後のひと時を心待ちにしていた…
婚約 1 その姫は緑の瞳で微笑んだ。 なめらかな頬と波打つ金の髪、非の打ちどころのない鼻梁、薔薇色の口元。 隣国から嫁いできた婚約者は、淡い水色のドレスをまと…
や、やった・・・・・・ 皆様、もちろんご覧になりましたよね・・・?! 宇野昌磨選手の最高の演技と最高の結末@世界選手権2022を・・・😭😍 観戦しながら SP…
最高!!感動!! 皆様、ご覧になりましたか? 我らが宇野昌磨選手の最高すぎるショートプログラム@世界フィギュア2022を・・・😍 嬉しすぎて言葉にならない・・…