【レビュー】映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』を見てきました!【ネタバレ】

【レビュー】映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』を見てきました!【ネタバレ】

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映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』

ドラマ版の時から大好きだった「ダウントン・アビー」。
映画版パート2が公開されたので早速見に行ってきました!

【大変ざっくりとした作品説明】
100年くらい昔のイギリス。
舞台はダウントン・アビーと呼ばれる大邸宅。
そこに代々住むクローリー家の人々と、彼らに仕える使用人達のスッタモンダを描いたお話。
ドラマシリーズ6シーズン、映画パート1が過去作としてあり。

今回の主なあらすじ(宣伝を見るとわかる範囲)

ヴァイオレットおばあさまがひょんなことから南フランスの別荘を相続!
伯爵夫妻とイーディス夫妻とトム夫妻、それにカーソンさんたち使用人も、詳しい事情を知るため件の別荘へと出かけていきます。
一方、メアリーたちはダウントン・アビーに映画の撮影隊を迎えることになり・・・。

ここから先は壮大なネタバレ有りです

ストーリーを知りたくない方は要注意・・・

●トムが再婚したーー!!(これも宣伝でわかるけど・・・)
お相手は映画版パート1で出会ったルーシー。
複雑な身の上とお城を持つ女性です。トムの逆玉力(?)凄い!!
トムってドラマ版の最終回では編集者の女性といい感じだったような?・・・マアイイカ。


●ヴァイオレットおばあさまがかなり弱っている・・・😢
杖を使っていても歩くのが大変そう。
でも侍女のデンカーが支えようとするのをピシャッと断るあたりは相変わらず😄


●ショートカットの女性が増えた。現代的な姿が他にもいろいろ
メアリーは元からですが、今回はイーディスも、アンナも、バクスターさんもショートカットに。
それから女性(イーディス)のパンツルックが登場したりも。
イーディスは編集の仕事に復帰していきいきと働く様子も描かれます。


●デイジーがアンドリューと結婚してた!新婚ラブラブ!
ただ新婚夫妻とメイソンさんが同居することになり、なにかと不都合が・・・。



●クローリー家の子供たちが大きくなってる!アンナの子供も!
まあ当たり前なんですが・・・😄


●今回はメアリーの夫ヘンリーと、ヴァイオレット様の執事スプラットさんは出演せず・・・。
スケジュールの都合かな?
ヘンリーとの関係の描かれ方は、このまま別居→離婚となっても不思議はなさそうな感じ・・・🙄(続編があればですが)
そうなると今回出てきたあの人と??


●グランサム伯爵ロバートが随分痩せたなあ・・・。
最初は病気か何かかと心配になりましたが、他の作品の役作りのためなのかも。


●トーマスの恋路は険しい!前作でイイ感じだったエリスさんから(女性と)結婚したとの知らせ!
ううう・・・😢


・・・と、冒頭〜中盤だけでもこれくらいの出来事が。

さらに後半にかけては・・・

●メアリーお嬢様、声優デビュー?!
話し方に階級が現れるというのはイギリスならではですね。


●グランサム伯爵ロバートに出生の秘密浮上!!さらに伯爵夫人コーラには不治の病疑惑まで!!!


●才能の宝庫なモールズリーさん
下僕から先生に出世したのみならず、いまや校長先生。
今回の大活躍は(なぜかできるらしい)読唇と、それを使った映画のセリフ起こし。
さらには脚本の才能まで発揮して、今後は脚本家としても高収入を得られそう?!


●長い間じれったかったあの人もこの人もくっついた!
パットモアさん&メイソンさん、モールズリーさん&バクスターさん(この二人のプロポーズのシーンかわいい😄)、そしてとうとうのとうとう、トーマスにも幸せが!!
展開早っ!でもみんな幸せになってくれてよかった。かな〜りご都合主義的展開だが気にしない気にしない!😆


●使用人のみんなが映画のエキストラに!
皆がきらびやかな衣装を着て現れた時は「こんなのダウントン・アビーじゃなーい!」という思いと「面白いからいいか」という思いで少々複雑(笑)。
でもまあ、やっぱ面白いからいいか😄
パットモアさんとカーソンさんには劇中劇のセリフもあり。二人とも上手い😄


●そして、とうとう・・・
ダウントン・アビーの影の主役的存在、シビアかつユーモアのある発言で視聴者を楽しませてくれたヴァイオレット様が・・・😢
ここからお葬式のシーンはなんだか泣けてしまいました・・・。
亡くなる直前までいつもの調子で話してたのは凄い😄


●メアリーの依頼でサクッと執事に返り咲くカーソンさん。
病気で給仕ができないから引退したんじゃなかったっけ・・・?🤔
(いえ、いいんですけどね😅カーソンさんがいてくれるとダウントン・アビーぽいし😅)

面白かった!続編は?

サブタイトルの「新たなる時代へ」通りの作品でした。
ちょっとエピソードを詰め込みすぎの感はありましたが(台詞が多く感じたし、シーンの切り替えの間なんかがドラマ版よりかなり短く感じた)、懐かしいキャラクター全員にスポットライトを当てようとするとこうなるのかな?


ダウントン・アビーはこれでもう最後なんでしょうかね?
続編を作ろうと思えば作れそうですけども(子供たちの今後とか、メアリーの結婚生活危うし!?とか、それぞれの幸せなその後とか)、ここまで全員を幸せにしたのは終わりだからなのかなという気もします。
ヴァイオレットおばあさまもトーマスもいないんじゃ寂しいしなあ・・・🍃


ヴァイオレット様の葬儀のシーンは先日のエリザベス女王の葬儀と重なるものがありました。
歴史と伝統を担ってきた人を皆で送るシーンはじーんとしましたねえ・・・。


偶然とはいえこのタイミングで公開されるなんて、ダウントン・アビーはやっぱり凄い作品です!