アメリカ杯で銀メダル
先日行われたアメリカ杯、イリア・マリニン選手に次いで銀メダルを獲得したケビン・エイモズ選手。
この演技が凄かった!!
会場のお客さんもエイモズ選手の演技に大喜びで、フィニッシュ近くの踊りには叫び声まで響くほど。
本当に素晴らしい!!😭
ボレロとは
おなじみのwikiより一部抜粋すると、ボレロとはこんな曲です。
フランスの作曲家、モーリス・ラヴェルが1928年に作曲したバレエ曲である。
同一のリズムが保たれている中で、2種類の旋律が繰り返されるという特徴的な構成を有しており、現代でもバレエの世界に留まらず、広く愛される音楽の一つである。
また、ボレロにはストーリーもあるんだそうです。
以下再びwikiより抜粋。
セビリアのとある酒場。一人の踊り子が、舞台で足慣らしをしている。やがて興が乗ってきて、振りが大きくなってくる。最初はそっぽを向いていた客たちも、次第に踊りに目を向け、最後には一緒に踊り出す。
ナルホド、それっぽい😄
(バレエのボレロについてはこちらのサイト様が参考になるかと。有名なシルヴィ・ギエム版ほか、様々なダンサーのボレロが見られます)
フィギュアでボレロといえば・・・
フィギュアスケートの世界でボレロといえば、トービル&ディーン組でしょう。
審判全員が芸術点で満点を出したという伝説の演技。
その後もたくさんの選手がこの曲を使用しています。
宇野昌磨選手が北京オリンピックシーズンに使用していたのも記憶に新しいですよね。
フィギュアの選手がこの曲で滑ることには特別な意味がありそう。
なんというか「オレはやるぜ」感を感じます。
エイモズ選手のボレロ!
youtubeで見つかったのはファンの方が撮影した動画のみですが、会場の熱気は十分伝わるはず!!😄
放映で見て受けていた印象と、こうして引きで見るのとではリンクの使い方が随分違っていてそれも面白いです。
●オープニングの前のめりに倒れるような振付がいきなり好み😄これからすご〜く面白いことがハジマルゾって雰囲気です。
遠目で見えづらいですが、手袋の赤も実に効果的。
●0:32あたりの足を漕ぐようなつなぎの動きもいいなあ・・・最初から最後までつなぎの動きが盛り盛り、見どころ満載です。
●0:59あたりのブリッジ(じゃないけど)みたいな動きも凄い!しかもこの後3A-2Aに行っちゃいます!
●1:17〜1:19のジャッジをすーっと指差していくところなんて魅惑的😍
●2:13〜2:14の左手で引きつけるような動作で観客からも思わず歓声が😍
●ステップ途中で静止しての2:25〜2:28にもヒューーー🎵の声。アメリカのお客さんはノリがいいですね😄
●その後もケヴィン選手がジャンプを決めるたびボルテージが上がっていく場内。観客の期待が伝わってきます。
●スピンを二つ連続で決めたあと、3:54からはもうケヴィンの独壇場!
ここが一番やりたかったんじゃーーーー!!🔥とばかりに走り出す!!
そんで音楽の爆発四連発に合わせてニースライド→側転(?)→、ジャンプ、また側転。
最後にジャッジ席に怒涛のごとく迫ってフィニッシュ!!!
キャーーーーーーーーーーー!!!!!😍😭🔥
これぞフィギュアスケート!!
最後の要素、コレオシークエンスに審判全員がGOE+5!!
うんうん、あの鬼気迫る演技を見せられたらそりゃ〜そうなっちゃいますよね!!😍
以前こちらの記事に載せた動画で。
実況の女性が高橋大輔選手の「道」の演技を評し『これがフィギュアスケートです。技術を磨きつつ、感情を観客と一体化した芸術です』(名言!)と語っていたんですが・・・
この言葉、そのままこのボレロにも当てはまると思いませんか?!😭
エイモズ選手の演技が進むにつれて観客の興奮はどんどん増していき、最終的に会場は絶叫とスタオベに包まれます(ボレロのストーリーにもどこかかぶる展開😭)。
それはきっと、こういうのが「これがフィギュアスケート」だからだと思うんですよねえ〜😭
演技もだけど、それだけじゃなくてエイモズ選手の姿勢とか、情熱とか、全部が込みで・・・😭
今週末のフィンランド杯に登場!!
そんなエイモズ選手、今週末のフィンランド杯に再び登場です!
今回表彰台に乗ればファイナル確定(のはず)。
ファイナル進出ももちろん期待したいですが、まずは今週末のボレロで踊り狂うエイモズ選手をまた見たい!!
何度も言うようですが、このプログラムは必見です!!🔥