GPSイギリス大会男子シングル、デニス・ヴァシリエフス選手のSPは粋なオサレプロ!

GPSイギリス大会男子シングル、デニス・ヴァシリエフス選手のSPは粋なオサレプロ!

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素敵紳士なショートプログラム

私の推し、ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手。
GPSカナダ大会に続きイギリス大会に出場。ショートプログラム3位で折り返しです。
このSPの衣装大好きで、しかもイギリス大会に出てるというのが何だかさらに良くて・・・😄

Englishman In New York

SPの使用曲はスティングの「Englishman In New York」。
スティングってイギリス人だったんですね!知らなかった・・😅この曲の主人公は別の人らしいですが)
歌詞の内容はだいたいこんな感じ。

I don’t drink coffee, I’ll take tea my dear
I like my toast done on one side
And you can hear it in my accent when I talk
I’m an Englishman in New York
(中略)
Modesty, propriety can lead to notoriety
You could end up as the only one
Gentleness, sobriety are rare in this society
At night a candle’s brighter than the sun
(中略)
Be yourself no matter what they say
Be yourself no matter what they say


コーヒーは飲まないんだ、紅茶を頼むよ
トーストは片面だけ焼くのが好きなんだ
僕のアクセントを聞けばわかるよ
僕はニューヨークのイギリス人
(中略)
謙虚さや礼儀正しさは軽蔑されることもあるが
結局のところはかけがえのないものだ
優しさ、真面目さはこの社会では稀だが
夜になれば蝋燭の灯も太陽より明るい
(中略)
自分自身でいるんだ 誰がなんと言おうと
自分自身でいるんだ 誰がなんと言おうと

いいですね〜😄
デニス選手自身もすごく多才で独特な感性の持ち主らしいんですが、そんな彼の生き様にピッタリ。
そのあたりも含めてこの選曲にしたのかと思うと、生徒思いのランビエールコーチの深い愛💖も感じます😊


演技の感想をダイジェストで呟き




選手紹介で客席からは大きな拍手と歓声。デニス選手、人気のようです😊
演技冒頭の動きも軽妙洒脱な雰囲気。


最初の4サルコウは転倒!痛そう!
このジャンプは今期からSPに入れていますが、なかなか苦戦している様子。
でもコーチも本人も今後を見据えて前向きに捉えている気がします。


3Aきれいに降りた!イイネイイネ😄客席も大喜び。GEOも1.6プラス👍


スピンは回転中に体勢を上に向けたり、片足を掴んだりと変化があります。ランビエールコーチの弟子だけあってスピン上手です。


3Lz-3Tもきれいに。デニス選手は背が高いためジャンプには少々不利らしいんですが、ハマるとその分迫力あります。


直後のステップシークエンスもいい感じ!
この部分の歌詞は「紳士は蛮勇に走るものではない。できる限り争いを避け、走らずに歩くものだ。何があっても自分らしく」といった内容。
ステップにここを持ってくる構成が憎いわぁ〜😍


コンボスピンは多彩なポジションの変化をスムーズに見せてくれます。
回転も早いしとっても綺麗💕


フライングシットスピンはすごいポジション!どうやったらあの姿勢であんなに早く回れるのか・・・。
このスピンにはお客さんも大盛り上がり。
「I’m an Englishman in New York」の歌詞とともにフィニッシュです。


この曲の終わり方もいいですよねええええ😭
フィニッシュの瞬間思わずキャー😍です。
これは名プログラムの予感・・・💓


勝手に深読み考察

このプログラムを見て思ったのは、デニス選手個人の生き様であると同時に、昨今のいろんな情勢に対するデニス選手&チームなりのメッセージなのかなあ・・・と。
自分らしく、でも蛮勇に走らず、謙虚で紳士らしく、誰がなんと言おうと・・・って、派手さはなくとも大事なことではと。
それを押し付けがましくなく、プログラムと演技の魅力でもって伝えてくれるところが好き❣️😍
素敵なチームですねぇ〜😊
(あくまで個人の感想ですが😄)

フリープログラムは!

イギリス大会の男子フリーは明日13日の早朝(日本時間)に行われます。
フリーの曲はドヴォルザークの「新世界より」。
こちらもデニス選手らしい、観る人にインスピレーションを与えてくれる滑りを期待しています💓