2023-24シーズンのプログラムが徐々に明らかに!
10月に入り、いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズ開幕が近づいてきましたね。
各選手の新しいプログラムを見る機会も増えてきました。
それで思ったのは・・・「今季は当たりプロが多い!」
シーズンが進むにつれますます名演技が見られそうで楽しみなシーズンです。
その中から、個人的にヒットの作品を独断と偏見で取り上げてみます!
友野一希選手のショートプログラム!
映えある(?)ワタクシ内今季第1位は・・・友野一希選手!
ショートプログラムもフリースケーティングもどちらも素晴らしい!!
今回はショートプログラムをダイジェストでご紹介。
演技動画は先日行われたネーベルホルン杯のもの。
音楽はCody fryの「Underground」、ジェフリー・バトル氏の振付です。
歌詞はこちらの動画がわかりやすいかと。
歌詞の内容を意訳的にまとめると・・・
人生に迷い、恐怖にすくんでいた
けれどどこからか君の呼ぶ声がした
その声だけを頼りに走り出した
そうしたらまばゆい光に出会えた
君は僕を暗闇から救ってくれたんだ
という感じでしょうかね・・・。
君というのは特定の誰かというより、本人の中にある希望とかなのかな?
いろいろ深〜い意味がありそうないい歌です😭
ネーベルホルン杯、友野一希選手のSPレビュー!
この衣装は地下の暗闇と、遠くに見える光とを表しているのでしょうか・・・✨
●最初のジャンプは4T+2T、クリーンに決まって見ていて気持ちいい!
●1:07の手で何かを止めるような振付が大好き!1:11の両手を広げる振付はまさにジェフリー・バトルを彷彿とさせます。
●2本目のジャンプ4Sもめちゃくちゃ綺麗に決まったー!!昨季はこのジャンプに苦労するシーンが多かっただけに感慨もひとしお🥰拍手や歓声からすると、会場の観客もそう思ってるっぽい🥰
●ゆったりとした歌声に合わせたスピンもめっちゃいい!!
●最後のジャンプ3A!!!ここがたまらなく好きだーーー!!
ジャンプに入る前の加速とか、織り込まれたターンにステップとか、空中にいる時の軸の美しさとか!
着地までの一連の動きと音楽との調和がやばすぎて思わず泣ける・・・😭
●3A直後のスピンは回転早い!1個目のスピンとは速度を変えているのかな・・・凄!
●続くステップはもう絶対最高なやつ!!2:29で手を差し伸べる動きも印象的。ここはきっと遠くに見える光に手を伸ばしているのだな・・・。
音楽とステップが徐々に盛り上がりを増していってバレエジャンプで爆発!!
2:42の両手を広げたポーズ〜駆け足、これぞ友野っちという振付!
ステップ終盤2:47〜2:48の片足でぐいーんと伸びるところで滑りの美しさも存分にアピール!!
●スピンに入る前と終えた後の氷に手をつく動きは、スピンへの難しい入りと出の要素なんでしょうか?今季から氷に手をつく振付をよく見かけますが・・・。
●最後のスピンもポジション綺麗で回転もいい感じ!全ての要素が音楽に溶け込んでて、まるで友野選手のための曲って感じがします😭
●〆のギターの♪ジャララーンと、フィニッシュポーズとのマッチ具合が最高!!😭
プログラム全体が「希望、怖れ、旅立ち」・・・って雰囲気でいいのですよ〜〜〜😭
新境地ながら友野選手のキャラにぴったりハマってる。
最後に少し上を向いて終わるのがまた・・・爽やかなのになぜか泣けちゃう・・・😭
衣装が青なのも青年らしい趣でいいなあ。
白い氷と青い衣装とこの音楽と振付・・・。
見える・・・見えるぞ・・・氷上にあの青春の蜃気楼が・・・😭
今季の友野選手プログラムは最高ぞろい!
5のチェンジフットシットスピンと6のステップシークエンスは惜しくもレベル3。
しかし・・・それよりもPCSの方が気になります。
もう少し出てもいいんじゃないですかねえ・・・???🙄
・・・と疑問は残りますが、それにしてもこのプログラムは最高すぎです!
いまから友野選手のグランプリ初戦、カナダ大会(10月27〜29日)が待ち遠しい!!
そして・・・実は今季、友野選手のフリープログラムも最高なのだ!!
そのお話はまた次回・・・。
(つづきます)