もうすぐ世界選手権!!
いよいよ来月に迫ったフィギュアスケート世界選手権2023。
以前の記事にも書いたとおり、日本代表チームの豪華さはすごい!
しかも今年は日本開催、ワクワクに拍車がかかります😍
我らがかなだいこと村元哉中&高橋大輔組も、アイスダンス日本代表として出場予定!
そんなわけで(?)アイスダンスを見る際にいつも謎だったターンの見分け方について学んでみることにしました!
ターンの種類について
元フィギュア選手お二人のチャンネルで、ターンについて詳細に解説してくれています。
(ちなみに画面右側の中村優さんは浅田真央さんの「beyond」にも出演されているそうな🌟)
この動画の1:04あたりに説明があったんですが・・・ステップとターンは別物なんだそうです。
みなさん知ってましたか?!(私は知らんかった・・・😅)
で、この動画はターンについて。個別の説明は1:37あたりから。
ターンはツイズル、ロッカー、カウンター、ブラケット、ループ、スリーターンの6種類
スリーターン・・・氷上に数字の「3」を描くようなターン。アウトエッジ→インエッジ、またはインエッジ→アウトエッジのように、ターンの前後でエッジが変わる。
ツイズル・・・スピンに似てるが、回りながら進んでいく。「回って流れたらツイズル」。体幹を斜めにする、腕を上げる、足の位置を変えるなどすると難易度が上がる(GOE加点要素になる。賢二先生の振付によく入ってる)。
ブラケット・・・ターンの前後でエッジが変わる(インエッジ→アウトエッジ、またはアウトエッジ→インエッジ)
ロッカー・・・自分が描いたカーブの中にターンする。ターンの前後でエッジは変わらない。
カウンター・・・自分が描いたカーブの外にターンする。ターンの前後でエッジは変わらない。
ループ・・・ターンして氷上にループ(涙形みたいな円形)を描く。ループの大きさが適正でないとループとみなされない(靴1.5個分がベスト)
・・・なんだそうです。へえ〜〜〜〜😳
この6つのうちツイズル、ブラケット、ロッカー、カウンターはアイスダンスフリーのワンフットターンに入れないといけないやつですね。
あとループはアイスダンスのステップには入れちゃいけないらしい。
これを踏まえてかなだいの「オペラ座の怪人」のワンフットターンを見返したら、新しい発見があるかもしれませんぞ?!
ワンフットターン攻略なるか!?
四大陸選手権のフリーダンスを教材に使用(動画はワンフットターンのところから開始します)。
それからワンフットターン部分に該当する歌詞は
Softly, deftly, music shall caress you
Hear it
のところです。
・・・ワタクシは凝視しましたよ。
この部分を0.25倍速で何度も再生しつつ、手元の紙にワンフットターンの軌道をアウトとイン別に書いてみたりもしました(暇人のそしりは免れないが、それで怯むようではオタクは務まらないんだぜ)。
結果。
わ・・・わかんねえ・・・ッ!!
あえなく撃沈・・・😂
しかしなんとなく、な〜〜〜〜んとなくの印象を記しておくと・・・
最初の「くるっ」(Softlyの「so」あたり)がロッカー
(エッジはアウト→アウト。→の部分がターンに相当)
エッジはそのままだし、なんとなく「自分が描いたカーブの中にターン」してるっぽくないですか?
続く「くるっ」の3連続(Softlyの「ftly」〜「deftly」あたりまで)がスリーターン
(アウト→イン→アウト→イン)
ターンするたびにエッジが変わってるからスリーターンかブラケットだけど、軌道が「3」っぽいからスリーターンかなと(スリーターンはワンフットターンの必須要素ではないですが、入ってると華やかな印象です🌸)。
「music」直前の「くるっ」がブラケット
(イン→アウト)
エッジが変わってるし、軌道が「3」っぽくないからブラケットかなと。
「shall caress」あたりのうねうねはチェンジエッジ
(アウト〜イン〜アウト。チェンジエッジはターンでなくステップ)
「W」みたいなうねうねはチェンジエッジというらしいのです。
「you」直前の「くるっ」はカウンター
(アウト→アウト)
エッジはそのままだし、最初のがロッカーならこちらはカウンターかなって!(単なる消去法😅)
そして「Hear it」の部分がツイズル
唯一見分けがつくツイズル。
(ただカウンター(多分)からツイズルに入るまでのわずかな間にエッジがアウト→インに変わるんですよね・・・これは何でもないんかしら?)
ではないかと・・・・・!!!!!😵
(どこかで答え合わせしたいものです・・・)
ワンフットターンもブラッシュアップされていた!
初演の時から少しずつブラッシュアップされているこの作品ですが、ワンフットターンの部分も例外ではありませんでした。
上に書いたスリーターン(多分)3連続の部分ですが、実は初演のスケートアメリカ〜NHK杯までは1個だけだったんです!!
そこからさらなるレベルアップを目指して難易度を上げた模様。変更後は音楽との一体感もさらに増しているような。
今回あれこれ見比べるまで全然気づいてませんでした・・・発見できてちょっぴり嬉しいです🥰
ターンの見分けはやっぱり難しいですが、今後もときおり凝視してみようと思います。
ターンの見分けがつくオタク・・・そう、金のオタクを目指して・・・!!😄🔥